結婚式や顔合わせ、お茶会、街歩きなどで着物を着る際、特にロングヘアの方はヘアスタイル選びに悩むことが多いです。本記事では、着物に合うロングヘアの髪型を紹介するとともに、簡単なセルフアレンジ方法や、着物コーデをより楽しむためのポイントも解説します。これを参考に、当日の雰囲気に合わせた髪型を選んでください。
着物に合うロングヘアスタイルを選ぶ際のポイント
着物に合うロングヘアの髪型を選ぶ際には、いくつかのポイントを意識することで、より美しくバランスの取れた印象に仕上げることができます。
アップヘアにすることで衿元すっきり
まず、アップヘアにすることで衿元をすっきり見せられます。首筋やうなじが見えることで全体のバランスが整い、写真映えもするため、成人式や街歩きなどさまざまなシーンに適しています。
髪を下ろすとカジュアルで可愛らしい印象になりますが、衿元が隠れて重たく見えることもあるため、華やかさと品の良さを意識したまとめ髪がおすすめです。
着物・小物の雰囲気に合った髪型を選ぶ
次に、着物や小物の雰囲気に合わせた髪型を選ぶことが大切です。華やかな柄の着物にはふんわりとしたまとめ髪、落ち着いた色やシンプルな着物にはタイトにまとめた髪型が合います。
着物と髪型の雰囲気を統一することで、全体のコーディネートに調和が生まれ、おしゃれで上品な印象になります。小物とのバランスも意識することで、より完成度の高い着こなしを楽しめるでしょう。
輪郭に合わせて髪型のバランスを整える
さらに、輪郭に合わせて髪型のバランスを整えることも重要です。丸顔の場合はトップにボリュームを出して縦長効果を意識し、卵形はフェイスラインを出して上品にまとめるのがおすすめです。
面長はサイドにボリュームを出すことで横の広がりを意識し、ベース型はエラを後れ毛でカバーしつつトップにボリュームを出すとバランスが良くなります。逆三角形の輪郭は耳下でまとめ、下にボリュームを置くことで全体の印象を整えられます。
フォーマルなシーンでは後れ毛をしまう
最後に、フォーマルなシーンでは後れ毛をしまうことが基本です。結婚式や顔合わせなどの改まった場では、後れ毛があるとカジュアルな印象になってしまうため、清潔感のあるまとめ髪が望ましいです。
訪問着や留袖など格式の高い着物を着る場合は、後れ毛のないシニヨンにすることで、より品格のある着こなしを実現できます。
ロングヘアにおすすめの着物に合うヘアスタイル
着物に合うロングヘアの髪型には、さまざまなアレンジがあり、それぞれ雰囲気やシーンに合わせて楽しめます。
シニヨン
まず定番の「シニヨン」は、低めでまとめると落ち着いた印象になり、首筋やうなじを美しく見せられます。
タイトに仕上げればフォーマルな場に、毛束をほぐせばゆるふわ感が出て写真映えもするのが魅力です。編み込みや髪飾りをプラスすることで、華やかさや個性を加えられます。
ポニーテール
「ポニーテール」は結ぶ位置で印象が変わり、低めなら落ち着いた雰囲気、高めなら明るく元気な印象になります。ストレートでまとめると凛とした古典的な印象に、毛先を巻くと可愛らしさや華やかさが加わります。
髪飾りやリボン、金箔や紐を取り入れることでフェミニンやモダンな雰囲気にも調整可能です。
編みおろし
「編みおろし」はロングヘアの魅力を引き出せるスタイルで、三つ編みや玉ねぎヘアなどさまざまなアレンジが楽しめます。
低めでまとめると落ち着き、高い位置から編み下ろすと可愛らしい印象になるでしょう。リボンやシュシュを使えばガーリーに、紐でくくれば大人っぽく仕上がります。
サイド編み込み
「サイド編み込み」は横顔を美しく見せるのに適しており、片側に寄せることでシルエットに動きが出ます。髪飾りやカチューシャを添えれば華やかさも増し、街歩きやカジュアルな茶会におすすめです。
ハーフアップ
最後に「ハーフアップ」は、髪の上半分をまとめて下半分をおろすスタイルで、清楚で上品な印象を与えます。くるりんぱや編み込みを加えると大人っぽさも演出でき、毛先の巻き方で華やかさやゆるふわ感を自由に調整できます。
着物×ロングヘアをさらに楽しむコツ
着物に合うロングヘアをより楽しむためには、髪飾り・髪色・前髪アレンジの3つのポイントを意識することが大切です。
髪飾りを工夫する
まず髪飾りを工夫することで、華やかさや季節感をプラスできます。花飾りやリボン、レース、チュールなどを顔まわりや後ろ姿に取り入れると、シンプルなヘアアレンジでも特別感のある仕上がりになるでしょう。
春なら桜や梅、夏なら涼しげなかんざしや水引など、季節に合わせたモチーフを選ぶと、風景と着物姿が調和し写真映えも期待できます。着物レンタルの場合、髪飾りがセットになっていることも多く、手軽に華やかさを演出できます。
髪色は着物の雰囲気に合わせる
次に髪色は着物の雰囲気に合わせると全体の印象がぐっと美しくなります。明るめのカラーは若々しく華やかな印象を与え、パステル調や鮮やかな柄の着物と相性が良いです。
一方、ダークトーンや落ち着いた色味は上品さを強調し、古典柄やシックな着物にしっくりなじみます。カジュアルな場ではインナーカラーやグラデーションカラーを加えることで、着物の柄や帯の差し色とリンクさせて統一感を出すことも可能です。
髪色に気を配ることで、写真映えと着物との調和を両立できます。
前髪アレンジで印象が大きく変わる
さらに前髪アレンジも印象を大きく左右します。シースルーバングは軽やかで可憐な雰囲気を演出し、若々しく柔らかい印象になるでしょう。
ぱっつん前髪はクラシカルで個性的な印象を与え、古典柄や落ち着いた色合いの着物に合います。流し前髪は大人っぽさを引き立て、顔立ちをすっきり見せるためフォーマルな場にも適しています。
また、パーマ風にふんわり巻くとモードな印象になり個性を演出可能です。
まとめ
結婚式や顔合わせ、お茶会、街歩きなどで着物を着る際、特にロングヘアの方は髪型選びに迷いがちです。本記事では、着物に合うロングヘアの髪型をポイントとともに詳しく紹介しています。アップヘアで衿元をすっきり見せたり、着物や小物の雰囲気、輪郭に合わせてバランスを整えること、フォーマルな場では後れ毛をしまうことなど、基本の選び方を押さえることで、上品で華やかな印象に仕上がります。また、シニヨンやポニーテール、編みおろし、サイド編み込み、ハーフアップなど、雰囲気やシーンに合わせたアレンジも豊富です。さらに髪飾りや髪色、前髪アレンジで個性や季節感を加えることで、着物姿をより一層華やかに楽しめます。当日のコーディネートに合わせて、自分らしいロングヘアスタイルを見つけてみてください。